補助金クラウドと省エネ支援サービスで 補助金採択確度の最大化を図れた兼松ペトロ導入事例

 

兼松ペトロ株式会社は、石油製品やLPガス、関連機器の販売を手がけるエネルギー専門商社です。お客様の設備投資を支援するなかで、補助金の活用を切り口とした営業活動を展開してきました。しかし、導入前は営業担当者がそれぞれ個別に補助金を調べ、対応に当たっていたため、担当者ごとの知識や経験の差によって、情報や対応のばらつきが出ることもあり、業務が属人化する課題がありました。こうした状況を解消し、担当者間で補助金提案や申請支援の質を均一化し、より高いレベルのサービスを実現するために「補助金クラウド」を導入しました。

 

本インタビューでは、補助金クラウド導入前の課題や、補助金クラウドを導入した理由、補助金申請支援を通じた今後の展望などについて、兼松ペトロ株式会社 低炭素化推進室主任の児玉さんに詳しくお話を伺いました。

属人的な対応からの脱却 補助金クラウド導入前の業務課題

 

補助金クラウド編集部:

補助金クラウド導入前に感じていた業務課題や悩み、そして外部のシステムの導入を検討するきっかけとなった出来事について教えてください。

 

児玉さん:

当社はエネルギー関連の専門商社で、「油からガスへの燃料転換の際に補助金を活用しませんか」といった提案をする機会が多く、その延長で申請支援にも取り組むようになりました。

 

導入前は、営業担当者がそれぞれ個別に補助金を調べて対応していたため、申請に詳しい人もいればそうでない人もいるなど、かなり属人的な状況でした。そこで「誰でも必要な情報を検索できる仕組みを整えたい」と思ったのがシステム導入を検討したきっかけです。実際、導入の2か月ほど前に補助金制度を調べながら申請支援を進めていたのですが、担当者ごとに支援の質に差があると感じ、その課題を解消したいと考えました。

 

補助金クラウド編集部:

なるほど。もともと補助金を営業の切り口として活用されていたのですね。Staywayの補助金申請支援の必要性はいつ頃から意識され始めたのでしょうか?

 

児玉さん:

お客様から、燃料転換以外の省エネに関わる補助金についての相談を受ける機会が増えたことが、大きなきっかけです。その中で、お客様のニーズに応えられるよう営業活動に省エネ商材+補助金の提案を取り入れるようになり、補助金申請支援の必要性を感じるようになりました。

 

設備更新時期を迎えているお客様からのご要望が多かったことも、補助金申請支援に取り組む後押しとなりましたね。

営業提案力・お客様対応力・社内活用 補助金クラウドを導入した3つの理由

 

補助金クラウド編集部:

補助金クラウドを導入した理由についてお聞かせください。

 

児玉さん:

大きく3つあります。1つ目は本業のエネルギー販売において、営業の補助金情報収集時間を短縮したいという思い。2つ目は、お客様から寄せられる補助金に関する問い合わせにしっかり応えたいということ。そして最後に、社内経費削減に繋がる補助金検索機能を持ちたいという点です。

 

補助金クラウド編集部:

ありがとうございます。営業力の強化からお客様対応、そして社内利用まで、幅広い活用シーンを想定されて導入してくださったのですね。そうした中で、補助金クラウドを最初に知っていただいたきっかけは何でしたか?

 

児玉さん:

当社のグループ会社がお世話になっていたことが、補助金クラウドを知ったきっかけでした。同社からは「補助金クラウドならお客様のニーズに合った補助金をすぐに検索できる」「今すぐ使える補助金も簡単に見つかる」「専門家に気軽に相談できて丁寧に教えてもらえる」と勧めてもらったんです。 

 

社内にも一定の補助金ノウハウはありましたが、これまでは主にネット検索で補助金を探しており、実際に見つけた補助金が“今公募中なのかどうか”までは分かりにくいことも多くて・・・。それに補助金は、公募期間が短いうえに情報が目まぐるしく変わるじゃないですか。そうした点を専門家に確認できるのは、非常にありがたいと感じました。

専門家相談で広がる補助金支援の幅 補助金クラウドの活用方法

 

補助金クラウド編集部:

現在、補助金クラウドをどのようにご活用いただいていますか?

 

児玉さん:

お客様からの相談対応や補助金提案の際に活用することが多いですね。たとえば「この製品を導入したいけれど、使える補助金はありますか?」といった具体的なお話をいただくことがあります。そんなときはチャット機能を使えば、すぐに専門家へ確認して回答できるので、お客様からの信頼にもつながり、相談対応の大きな後押しになっています。

 

チャットでは専門的で細かな質問にも、実務経験に基づいた参考になる回答をいただけますし、「こんな補助金があるんだ」と新しい発見があるのもありがたいです。複数の補助金の選択肢を提示してくれたり、おすすめ度をわかりやすく解説してくれたりするので、お客様へのご案内の判断基準としてとても役立っています。

 

また、営業の場面では「補助金相談を受け付けています」といったチラシを既存のお客様に配布したり、お客様の工場内で新たな設備投資が発生した際に「この補助金を活用すれば、こういう製品も導入できますよ」とご提案できるようになり、補助金クラウドが営業活動の幅を広げてくれています。

営業力強化と共同支援で生まれた補助金クラウドの導入効果

 

補助金クラウド編集部:

補助金クラウドを導入したことで、どのような効果や業務の変化を感じられましたか?

 

児玉さん:

営業担当者一人ひとりの補助金に対する感度が高まったと感じています。以前は、燃料関連の設備投資に使えるような限られた補助金情報しか追いかけていませんでしたが、補助金勉強会を開いていただいたことで、想定していなかった分野でも補助金を活用できると気づきました。その結果、お客様のちょっとしたニーズにも補助金を提案する動きが自然に生まれています。今では燃料関連に限らず、お客様の設備投資に応じて幅広い補助金をご紹介できるようになり、一歩踏み込んだコミュニケーションができるようになりました。

 

補助金クラウド編集部:

補助金クラウドと一緒にご支援した案件が、無事採択されたそうですね。実際に共同でご支援されてみて、補助金クラウドに対してどのような印象をお持ちですか?

 

児玉さん:

弊社と補助金クラウドで役割分担をしながら進めたのですが、それぞれの強みを活かした支援ができたと思っています。例えば、申請のテクニックやノウハウ面に関する業務は補助金クラウドが担当。お客様の投資設備に関する省エネ効果等の専門的な部分は、弊社が担当するといった形です。お互いの強みを組み合わせられたのが良かったですね。

 

また、とにかくスピード感があり助かりました。執行団体からの連絡があった際には、補助金クラウドの担当者にお伝えするとすぐに修正いただけて、本当に心強かったです。もしこれを自社だけで対応していたら、もっと時間がかかってしまい、十分なご支援ができなかったかもしれません。その点、補助金クラウドと協力できたことで、効率的かつ効果的に進められたと感じています。

補助金実績を活かして申請支援を拡大 今後の展望

 

補助金クラウド編集部:

今後、補助金申請支援を通じてどのような展望を描かれていますか?

 

児玉さん:

最近では、弊社が補助金クラウドを導入しているということがお客様の間で浸透してきたことで、「補助金の情報があれば教えてほしい」といったご相談をいただく機会が増えました。おかげで問合せ内容の幅も広がってきています。

 

今後は、「このような補助金を実際に獲得できました」といった具体的な実績を積極的に発信し、お客様の補助金への関心をさらに高めることで、申請件数の増加につなげていきたいと考えています。

 

また、お客様の潜在的なニーズをさらに引き出し、対応できるご相談の幅を広げていくことで、燃料以外の設備投資や新たな事業展開に活用できる補助金のご提案も強化していきたいと考えています。

情報の正確さを持って丁寧に対応する重要性 同業他社へのメッセージ

 

補助金クラウド編集部:

最後に、補助金の提案や申請支援をおこなう事業会社など、同業の企業様へメッセージがあればお願いします。

 

児玉さん:

補助金クラウドを活用すれば、全国にある8,000種類以上の補助金を簡単に検索でき、とても効率的です。実際に営業現場で補助金を提案する際は、公募要領の内容を正しく理解することが大切ですが、専門家へ気軽に相談できるチャット機能を使えば、必要なポイントやわからないことをすぐに確認できます。今では補助金クラウドからの情報を活用しながら自信を持ってお客様にご案内できるようになりました。

 

補助金は営業提案の強力な武器になりますし、正しく伝えることで信頼関係の構築にもつながります。補助金クラウドのような仕組みを取り入れれば、事業会社でも十分に取り組めるので、ぜひ挑戦してみていただきたいです。

設備導入補助金の採択率を高める「省エネ診断」のご案内

兼松ペトロでは、経済産業省・環境省から認可を受けた「省エネ診断」を中小企業向けに提供しています。本診断を受けることで、地方公共団体が実施する省エネ補助金に申請できるようになったり、国の省エネ補助金に申請する際の加点対象となったりするなど、設備導入補助金活用を有利に進めることが可能です。省エネ診断の費用に関しても、令和7年度の経済産業省が管轄する省エネ診断であれば、¥15,290〜¥48,840(税込)にて受診可能です。また、申込も簡単でお客様の手間はほとんどかかりません。省エネ診断にご関心のある方は、ぜひ兼松ペトロまでお問い合わせください。

 

詳細はこちら:https://www.kanematsu-oilgas.co.jp/service/gas/gx-support

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https://www.hojyokincloud.jp/sales/

 

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