補助金申請支援をフックに事業展開を 実現 独立会計士が目指す中小企業支援の形

 

約13年間大手監査法人で会計監査に従事していた高倉さん。

 

今年、高倉公認会計士事務所として独立開業し、NewRフィナンシャルアドバイザリー㈱において、主に会計アドバイザリ、M&A、事業計画策定支援、税務申告業務など、中小企業の経営に関するさまざまな課題解決をおこなっています。そんな中、多くの中小企業は資金調達において大きな課題を抱えていることを知り、補助金申請支援を開始。

 

補助金申請支援が初めてだった高倉さんは、適切な補助金情報の獲得や申請ノウハウの取得のために、経営革新等支援機関である株式会社Stayway(代表:公認会計士 佐藤淳)のサービス「補助金クラウド for Pro」を導入しました。

 

そこで、本サービスを導入した決め手や、導入前の課題、導入後の詳しい業務内容の変化など、補助金クラウド編集部が高倉さんにしっかりお話を伺いました。

 

▼ NewRフィナンシャルアドバイザリー㈱の詳細はこちら

https://newr-fa.co.jp/

 

初めて挑んだ補助金申請支援 サポート側も苦悶

 

前職では、上場会社とその子会社向けに会計監査をメインにおこなっていた高倉さんにとって、補助金申請支援は独立して初めての試みだったと言います。

 

中小企業をサポートして日本の活性化に貢献したい!という想いで始めた補助金申請支援でしたが、申請側はもちろん、サポートする側にもさまざまな課題があることに気づきました。

 

中小企業を支えて日本を元気に

補助金クラウド編集部:

補助金申請支援を始めたきっかけを教えてください。

 

高倉さん:

監査法人を退職し独立するにあたって、どのようなサービスを提供したいか具体的に考えたとき、今までサポートしてきた上場企業とは対照的に、中小企業のサポートを中心に行っていきたいと考えました。

 

日本企業の99%以上を占める中小企業をサポートすることで、日本全体の活性化に少しでも貢献したいと考えたからです。

 

中小企業の多くは、設備の老朽化、後継者の不在、事業の将来性等、さまざまな課題を抱えています。新しい設備を導入するために資金が必要になったとしても、課題を解決するための道筋をたてなければ金融機関から融資を受けることは難しくなります。事業再構築補助金をはじめとする各種補助金の申請は、中小企業が直面している各種課題を経営革新等支援機関等とともに改善計画を立てながら進めていくため、中小企業が抱えている経営課題の解決につながるほか、資金調達においても大きな助けとなるため、非常にニーズが高いと考えます。

 

補助金申請に必要なノウハウの1つである事業計画の策定は、監査法人時代に経験してきた会計上の見積りの監査や、BCP計画(災害が発生した際の事業継続・復旧の計画)の策定支援等で重要なポイントを抑えることはできていました。自分の強みを活かすことができる業務だと考え、補助金申請の支援業務を始めました。

 

補助金申請支援において感じた2つの課題

補助金クラウド編集部:

補助金申請支援を始めるにあたって業務課題はありましたか?

 

高倉さん:

補助金申請支援を始める際の業務課題は大きく2つありました。

 

1つ目は、お客様に適した補助金情報を適時に見つけ出すのは難しいという点です。

 

世の中にはさまざまな補助金があり、経営課題や展開する事業内容等により、用途によって活用する補助金が異なります。補助金情報は、国、都道府県、市町村などのサイトごとに分かれて公開されており、定期的にアップデートが行われ、新しい補助金が公開される等、情報収集だけで非常に多くの工数がかかってしまいます。

 

2つ目は、申請支援のノウハウがないと、支援を適切におこなえないという点です。

 

特に採択の難易度が高い事業再構築補助金、ものづくり補助金等は、どのような点に注意して作成しなければならないのか、初めて支援を行う人にとっては難しいことだと思います。

 

魅力的なさまざまなコンテンツ 導入してみた感想は?

 

補助金クラウドforProは、さまざまなコンテンツを提供しています。

 

高倉さんはどのようなコンテンツに魅力を感じ、補助金クラウドforProの導入に至ったのか、また導入してよかったと感じている点について、お話を伺いました。

 

補助金クラウドforProの魅力は申請テンプレートの使いやすさ

補助金クラウド編集部:

補助金クラウドforProを導入した決め手はなんですか?

 

高倉さん:

補助金クラウドforProを活用することで、上記の2つの課題を解決できると感じたからです。

 

まず1つ目の課題であるお客様に適した補助金情報の収集については、補助金クラウドforProが適切な情報をタイムリーに提供してくれます。速報サービスや、補助金クラウドの担当者の方との定期的なMTGは、情報収集の時間を短縮し、お客様に対して適切な情報を提供することができると感じました。

 

また、2つ目の課題である申請支援のノウハウについては、補助金クラウドforProのテンプレートを活用することで解決できると考えました。申請書のテンプレートには、記載しなければならない事項が列挙されており、また記載例があるため、テンプレートに沿って作成していけば、重要項目を抑えた申請書を作成することができます。これを活用することで、よりクオリティの高い申請支援を行うことができると感じました。

 

 そのほかにも、進捗管理表やヒアリングシート等の支援ツールや、お客様紹介サービスなど、多くの魅力的なコンテンツが揃っているため、導入してみようと思いました。

「自分が何をすべきか明確だった」 お客様紹介からコンテンツ提供、申請書類の個別相談まで一気通貫サポート

 

補助金クラウド編集部:

補助金クラウドforProを導入してから2つの企業の支援を経験したそうですが、実際に活用してみてよかった点はなんですか?

 

高倉さん:

補助金クラウドforProを導入してよかったことは大きく2つあります。

 

1つ目は、補助金申請支援の業務に携わることができたことです。支援すべきお客様がいなければサービスを提供することができません。またお客様から依頼があっても、ノウハウがなければ採択されるほどのクオリティの高い申請支援を行うことはできません。

 

そんな中、補助金クラウドforProは、お客様の紹介から、コンテンツ提供によるクオリティの高い申請支援の実現、個別の相談まで、一気通貫でサポートしてくれました。

 

特にお客様紹介サービスは、補助金の申請支援を初めておこなう私にとって、非常にありがたいサービスでした。実際に2件の支援実績がありますが、どちらもお客様紹介サービスを活用した案件です。この実績を経験として、今後も引き続き補助金の申請支援をおこなっていこうと考えています。

 

2つ目は、自分がすべきことが明確であったため、スムーズな申請支援を実現できたことです。特に補助金クラウドforProで提供されている「提出書類一覧」は、非常に便利だと感じました。作成すべき書類が一目でわかることができるため、お客様と1つ1つ確認しながら提出書類に漏れがないかチェックを行いました。

 

また、これから従業員を増やしていくにあたり、補助金クラウドforProのコンテンツがあれば、充実した教育体制が期待でき、かつ役割分担もしやすいと感じました。

 

補助金クラウドforProにはさまざまな支援ツールがあるため、初めて業務を行う従業員に対し、補助金申請について1から教育しなくても、スムーズに業務内容を理解・習得できると思います。

 

補助金申請支援をフックに広がる事業の可能性

 

補助金クラウド編集部:

導入後は業務内容に変化はありましたか?またその具体的な業務内容も教えてください。

 

高倉さん:

独立してから今までは、大手監査法人でのバックグラウンドを活かし、会計アドバイザリ、M&A、事業計画策定支援等の業務を中心におこなっていましたが、今回補助金クラウドforProを活用し、補助金申請支援を手がけたことで、中小企業のお客様の案件を増やしていくきっかけになりました。

 

具体的には、事業承継に関するアドバイザリ業務です。以前からやってみたい業務と思っていましたが、お客様から依頼がなければできないという課題がありました。事業承継の案件に出会うこができずに、やりたくてもできないという士業の方は多いと思います。

 

そんな中、私は補助金クラウドforProを活用し、事業再構築補助金の申請支援をおこなったことがきっかけで、その後、同じお客様から事業承継に関する案件のご相談をいただきました。それにより、必然的に事業譲渡や、銀行借入等による資金調達などの話に繋がり、補助金をフックに業務の幅が広がってきています。

 

このように、補助金の申請支援をしたことがきっかけで、お客様の周辺業務にも話が進んでおり、まさに私が思い描いていた理想の状態で仕事ができています。

 

さまざまな事業展開をご検討の方はぜひ導入を

 

補助金クラウド編集部:

これから補助金申請支援をおこなっていきたいと考えている人へ、メッセージをお願いします。

 

高倉さん:

補助金クラウドforProを活用し、スムーズに申請支援を進められたことで、経営者の方に大変喜ばれました。事業計画の策定では、今後の事業の広がり・可能性について経営者の方とたくさんディスカッションする機会がありました。そこで私が壁打ち相手になることで、頭の中を整理することができたとおっしゃっていただきました。

 

そのように喜んでいただけることで、継続的な関係性を構築でき、補助金申請だけでなく他の業務でも携わる機会が増えていくのではないかと感じました。また、先ほども申し上げたように、補助金申請をきっかけに事業承継など、いろいろな角度から会社をサポートする機会が増えるのではないかとも感じています。

 

このように、補助金クラウドforProを導入したことで、補助金申請支援をフックに、いろいろな事業に展開していける可能性を感じました。一般的な会計・税務相談以外にも、さまざまなサービスを提供したいと考えているのであれば、積極的に導入するのが良いのではないかと思います。

 

高倉公認会計士事務所の高倉さんがご利用しているサービスはこちら

補助金クラウド for Pro
https://www.hojyokincloud.jp/pro/

 

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